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犬の介護用品|歩行・床ずれ・排泄・段差まで場面別の選び方とおすすめ6選

立ち上がるのに時間がかかる、段差の前で戸惑う、粗相が増えた、寝ている時間が長くなった——長い時間を一緒に過ごしてきたあの子が年を重ね、これまで当たり前にできていたことが少しずつ難しくなっていく。その姿を見守るのは、いとおしさとせつなさが入りまじる、とても特別な日々です。犬の介護用品は、そんな毎日の負担をやわらげ、あの子が最後まで自分らしく過ごせるようにそっと支えてくれる道具です。この記事では、当メディア編集部が犬の介護でよく使われる用品をAmazon・楽天で調べ、歩行・床ずれ・排泄・食事・段差まで、場面別の選び方とあわせておすすめをご紹介します。すべてを一度にそろえる必要はありません。今のあの子に本当に必要なものから、一緒に見つけていきましょう。

飼い主さん
14歳の犬が、最近立ち上がりに時間がかかって、フローリングで足がすべってしまうんです。段差も怖がるようになってきて。歩行のこと、床ずれ、トイレのこと…どこから手をつければいいのか分からなくて。
編集部
毎日そばで見守っていらっしゃるお気持ち、伝わってきます。犬の介護用品は「今いちばん困っている場面」から一つずつ整えれば大丈夫です。歩行がつらいなら歩行補助ハーネス、寝ている時間が長いなら床ずれ予防のクッション、段差が怖いならスロープ、というように、あの子の様子に合わせて選べます。編集部で通販で選ばれている介護用品を場面別に調べましたので、比べながらご案内しますね。

一言でいうと、犬の介護用品は「歩行・床ずれ・排泄・食事・段差」の5つの場面のうち、今いちばん困っている場面から一つずつそろえるのがおすすめです。全部を一度に用意する必要はなく、あの子の様子を見ながら少しずつ整えていけば十分です。

犬の介護用品を選ぶ4つのポイント(困っている場面/体格サイズ/お手入れ/双方の負担)
犬の介護用品の選び方4ポイント(当メディア編集部作成)

介護が進むと、供養やお別れのことが頭をよぎることもあるかもしれません。今はまだ考えたくないという方も多いですが、心の準備の一つとして、こうした情報をそっと持っておくのも寄り添い方の一つです。

犬の介護用品のおすすめ3選の比較早見表

窓辺で穏やかに過ごすシニア犬
写真はイメージです
順位 商品名 タイプ 対応する場面・用途 仕様・特徴 価格帯の目安 詳細
👑 1位 LaLaWalk(ララウォーク)歩行補助ハーネス 介助ベスト 歩行補助ハーネス 立ち上がり・歩行補助 持ち手付・介助ベスト型・小型〜大型サイズ展開 約6,600〜17,600円(税込) 見る ›
2位 ペティオ ずっとね 老犬介護用 床ずれ予防クッション ドーナツ型 床ずれ予防クッション 寝たきり・床ずれ予防 ドーナツ型・抗菌消臭メッシュ・裏面すべり止め 約1,545円(税込・大サイズ) 見る ›
3位 ユニ・チャーム マナーウェア 高齢犬用 紙オムツ 紙おむつ 排泄の粗相・失禁 男女兼用・尾穴付・S〜Lサイズ展開 約1,900円〜(税込・1パック) 見る ›

※早見表は、編集部が特定の商品を確認できた3点を採点して掲載しています。このほか「スロープ・ステップ」「傾斜フードボウル」「すべり止めシューズ」は、メーカーや仕様の幅が広く特定の1商品に絞れないため、記事後半で【参考】カテゴリとしての選び方をご紹介しています(採点対象外)。

※価格は変動するため「執筆時点の目安」です。最新の価格・在庫は各商品ページでご確認ください。

犬の介護用品のおすすめ3選

シニア犬に寄り添い体をなでる女性の手
写真はイメージです

順位は、場面への対応力・レビューの傾向・使いやすさ(お手入れ・装着のしやすさ)・価格の手頃さを軸に、編集部が下記の基準で採点して決めました。用途がそれぞれ異なるため、順位は「多くのご家庭で最初に必要になりやすい順」の目安としてご覧ください。あの子の今の困りごとに合うものから、必要な分だけ選んでいただければ十分です。

📋編集部の評価基準(全掲載先共通・25点満点)

  • 場面への対応力(困りごとをどれだけ的確に支えられるか)… 5点×2倍=10点 ※この記事の主要ニーズ
  • レビューの傾向(評点と件数のバランス)… 5点
  • 使いやすさ(お手入れ・装着・毎日続けやすいか)… 5点
  • 価格の手頃さ… 5点

合計25点満点で採点してから順位を決めています。同点の場合は「多くのご家庭で最初に必要になりやすい度合い」を優先して上位としました。用途が異なる商品が並ぶため、順位は優劣ではなく「そろえる順番の目安」としてご覧ください。評価は各通販ページの公開情報に基づく編集部の判断です(執筆時点)。

第1位:LaLaWalk(ララウォーク)歩行補助ハーネス 介助ベスト

▼ 最新の価格・在庫を見る

楽天市場で見る

価格・在庫は変動します。サイズ・デザインにより価格が異なります。詳細は各ショップでご確認ください。

学生服のトップメーカーとして知られるトンボが手がける、老犬介護用の歩行補助ハーネスシリーズです。ベストのように体をやさしく包み、持ち手で立ち上がりや歩行をそっと支えられるのが特長。腰や脚力が衰えてきた子の「自分の足で歩きたい」という気持ちを、無理なくサポートします。食事・歩行・排泄の三大介助を想定して設計され、体格に合わせて小型犬から大型犬までサイズ展開があります。散歩を続けたい子の最初の一歩として選ばれやすい一品です。レビューでは「支えやすく散歩を続けられた」という評価が目立ちます。

メリット
  • ベスト型で体を面で支え、立ち上がりや歩行を補助しやすい
  • 持ち手付きで、支える側の腰への負担も軽くなる
  • 小型犬から大型犬まで、体格に合わせて選べる
  • 制服メーカーが手がける縫製で、装着感がやわらかい
デメリット
  • 本格的な介助ベストのため、価格はやや高めになる
  • 前足用・後足用・胴を包む型など種類があり、症状に合わせた選択が必要

LaLaWalk(ララウォーク)歩行補助ハーネス 介助ベストの基本情報

ブランド LaLaWalk(トンボ)
タイプ 歩行補助ハーネス(介助ベスト型)
価格帯の目安 約6,600〜17,600円(税込・執筆時点・サイズ/デザインにより変動)
主な販売先 Amazon・楽天
編集部評価 23/25点(場面対応10・レビュー5・使いやすさ5・価格3)

LaLaWalk(ララウォーク)歩行補助ハーネス 介助ベストの主要スペック

サイズ 小型犬〜大型犬用(型により展開)
素材 ポリエステル等
セット内容 ハーネス本体
機能 持ち手付き・ベスト型で体を面で支持

LaLaWalk(ララウォーク)歩行補助ハーネス 介助ベストはこんな人におすすめ

立ち上がりや歩行がつらくなってきた子の散歩を、もう少し続けさせてあげたい方。体をやさしく包む介助ベスト型を探している方。

LaLaWalk(ララウォーク)歩行補助ハーネス 介助ベストの口コミ・評判

💬

Web上では「体を面で支えられるので安心」「持ち手があって介助が楽」という声が見られる一方、「サイズ選びは実寸を測って慎重に」という声もあります。

第2位:ペティオ ずっとね 老犬介護用 床ずれ予防クッション ドーナツ型


ペット用品大手ペティオのシニアケアシリーズ「ずっとね」の、ドーナツ型の床ずれ予防クッションです。中央の穴に体の一部を通すように使うことで、骨の出っ張った部分への圧力をやわらげ、床ずれの予防をサポートします。表面は抗菌・消臭のメッシュ素材、裏面はすべり止め付きで、寝ている時間が長くなった子の寝床を清潔で安定したものにしてくれます。手ごろな価格から始めやすく、寝たきり期の最初のケア用品として選ばれやすい一品です。定期的に体の向きを変えてあげると、より予防効果が保ちやすくなります。

メリット
  • ドーナツ型で圧力を分散し、床ずれの予防をサポート
  • 抗菌・消臭メッシュで、寝たきりの子の肌にやさしい
  • 裏面すべり止めで、フローリングでもずれにくい
  • 手ごろな価格で、床ずれ対策を始めやすい
デメリット
  • 穴の部分に圧が集中しやすいため、こまめな体位変換が必要
  • 体格に対してサイズが合わないと効果が出にくい

ペティオ ずっとね 老犬介護用 床ずれ予防クッション ドーナツ型の基本情報

ブランド ペティオ(Petio)ずっとね
タイプ 床ずれ予防クッション(ドーナツ型)
価格帯の目安 約1,545円(税込・執筆時点/リンク先は「大」サイズ)
主な販売先 Amazon・楽天
編集部評価 23/25点(場面対応10・レビュー5・使いやすさ4・価格4)

ペティオ ずっとね 老犬介護用 床ずれ予防クッション ドーナツ型の主要スペック

サイズ 小・大など(体格別)
素材 抗菌消臭メッシュ・クッション材
セット内容 クッション本体
機能 ドーナツ型・裏面すべり止め・洗えるタイプあり

ペティオ ずっとね 老犬介護用 床ずれ予防クッション ドーナツ型はこんな人におすすめ

寝ている時間が長くなり、床ずれが心配になってきた子のご家族。まずは手ごろに床ずれ対策を始めたい方。

ペティオ ずっとね 老犬介護用 床ずれ予防クッション ドーナツ型の口コミ・評判

💬

Web上では「圧が抜けて楽そうにしている」「洗えて清潔に保てる」という声が見られる一方、「向きはこまめに変えたほうがよい」という声もあります。

第3位:ユニ・チャーム マナーウェア 高齢犬用 紙オムツ


おむつメーカーとして知られるユニ・チャームの、高齢犬用に設計された紙おむつです。男女兼用で尾穴付きのパンツタイプなので、装着しやすく漏れを防ぎやすいのが特長。粗相が増えてきた子の生活を、これまでどおりに近づけてくれます。S〜Lのサイズ展開があり、体格に合わせて選べます。使い捨てなので衛生的で、通院やお出かけの際にも役立ちます。おむつを使うときは、当たる部分の毛を短く整えておくと肌トラブルを防ぎやすくなります。

メリット
  • 尾穴付きパンツタイプで装着しやすく、漏れにくい
  • 男女兼用で、幅広いサイズ展開から選べる
  • 使い捨てで衛生的、お出かけや通院時にも便利
デメリット
  • 消耗品のため継続すると費用がかかる
  • 長時間の装着は肌トラブルの原因になるためこまめな交換が必要

ユニ・チャーム マナーウェア 高齢犬用 紙オムツの基本情報

ブランド ユニ・チャーム(マナーウェア)
タイプ 使い捨て紙おむつ(パンツタイプ)
価格帯の目安 約1,900円〜(税込・1パック・サイズや枚数により変動/執筆時点Amazon調べ)
主な販売先 Amazon・楽天
編集部評価 22/25点(場面対応10・レビュー5・使いやすさ4・価格3)

ユニ・チャーム マナーウェア 高齢犬用 紙オムツの主要スペック

サイズ S〜L
素材 不織布・吸収材等
セット内容 紙おむつ(枚数はサイズにより異なる)
機能 尾穴付き・男女兼用・立体ギャザー

ユニ・チャーム マナーウェア 高齢犬用 紙オムツはこんな人におすすめ

粗相や失禁が増えてきた子の生活を、無理なく支えたい方。通院や旅行のときにも清潔を保ちたい方。

ユニ・チャーム マナーウェア 高齢犬用 紙オムツの口コミ・評判

💬

Web上では「尾穴付きで装着しやすい」「漏れにくい」という声が見られる一方、「こまめな交換は必要」という声もあります。

【参考】商品を1つに絞りにくいカテゴリの選び方

年を重ねた愛犬に寄り添う飼い主のイメージ
写真はイメージです

【参考】ペット用スロープ・ステップ(段差対策・すべり止め付)

※このカテゴリはメーカー・仕様の幅が広く、編集部が特定の1商品に絞れないため参考・採点対象外として、選び方の目安をご紹介します。

玄関やソファ、車の乗り降りといった段差の負担をやわらげる、ペット用のスロープ・ステップです。足腰が弱ってきた子にとって、段差の上り下りは関節への負担が大きく、転倒のきっかけにもなりやすい場面です。傾斜がゆるやかで表面にすべり止めが付いたスロープを使うと、あの子が自分の力で行き来しやすくなります。折りたたみ式や高さ調節ができるタイプもあり、置き場所やソファ・ベッドの高さに合わせて選べます。段差での「怖い」を減らすことで、これまでの暮らしを続けやすくなります。

メリット
  • 傾斜がゆるやかで、段差の上り下りの負担を減らせる
  • すべり止め表面で、フローリングでも安定して使える
  • 折りたたみ式や高さ調節タイプなら置き場所を選ばない
  • あの子が自分の力で移動でき、いつもの生活を保ちやすい
デメリット
  • 設置スペースが必要で、幅や長さの確認が要る
  • 慣れるまでは飼い主さんの誘導が必要な子もいる

ペット用スロープ・ステップの基本情報

ブランド 各社(アイリスオーヤマ等)
タイプ ペット用スロープ・ステップ
価格帯の目安 約2,200〜5,500円(税込・執筆時点)
主な販売先 Amazon・楽天

ペット用スロープ・ステップの主要スペック

サイズ 幅・長さ・高さは商品により多様
素材 樹脂・ウレタン・布カバー等
セット内容 スロープ本体
機能 すべり止め表面・折りたたみ/高さ調節(商品による)

ペット用スロープ・ステップはこんな人におすすめ

玄関・ソファ・車などの段差を怖がるようになった子に。転倒や関節の負担を減らしてあげたい方。

ペット用スロープ・ステップの口コミ・評判

💬

Web上では「段差をこわがらず上れるようになった」「すべり止めがあって安心」という声が見られる一方、「置き場所の幅は測ってから選んだほうがよい」という声もあります。

【参考】傾斜フードボウル 食器台(高さ調節・早食い防止)

※このカテゴリはメーカー・仕様の幅が広く、編集部が特定の1商品に絞れないため参考・採点対象外として、選び方の目安をご紹介します。

食べる姿勢を楽にしてくれる、傾斜のついたフードボウル・食器台です。首を下げてかがむ姿勢がつらくなってきた子でも、高さと角度を調節できる食器台なら、無理のない姿勢で食べられるようになります。首や関節への負担がやわらぎ、食べこぼしや誤えんのリスクを抑える助けにもなります。ボウルは取り外して洗えるものが多く、毎日のお世話がしやすいのもうれしいところ。食が細くなってきた時期に、少しでも食べやすい環境を整えてあげたい方に向いています。

メリット
  • 高さ・角度調節で、かがまずに食べられ首の負担が減る
  • 食べこぼしや誤えんのリスクを抑える助けになる
  • ボウルを外して洗えるタイプが多く、清潔を保ちやすい
デメリット
  • 体高に合った高さに調節しないと効果が出にくい
  • 軽いタイプは食事中に動くことがある

傾斜フードボウル 食器台の基本情報

ブランド 各社
タイプ 傾斜フードボウル・食器台
価格帯の目安 約2,000〜3,500円(税込・執筆時点)
主な販売先 Amazon・楽天

傾斜フードボウル 食器台の主要スペック

サイズ 高さ・角度調節式
素材 樹脂・陶器ボウル等
セット内容 食器台+ボウル
機能 高さ調節・角度調節・洗いやすい設計

傾斜フードボウル 食器台はこんな人におすすめ

かがむ姿勢がつらそうになってきた子に。食べやすい姿勢を整えて、食事の時間を少しでも楽にしてあげたい方。

傾斜フードボウル 食器台の口コミ・評判

💬

Web上では「かがまずに食べられて楽そう」「食べこぼしが減った」という声が見られる一方、「高さは体格に合わせて調整が必要」という声もあります。

【参考】犬用 すべり止めシューズ・ソックス

※こちらは用途が他の商品と異なるため、参考枠・採点対象外としてご紹介します。フローリングで足がすべってしまう子のための、すべり止め付きのシューズ・ソックスです。肉球のすべりをおさえて踏ん張りやすくし、転倒や関節の負担を防ぐ助けになります。面ファスナーで着脱でき、洗えるタイプが多いので清潔に使えます。歩行補助ハーネスやスロープと組み合わせると、住まいのなかの「すべる」不安をさらに減らせます。嫌がる子もいるので、短時間から慣らしてあげるとよいでしょう。爪や肉球のケアとあわせて取り入れると効果的です。

メリット
  • フローリングでのすべりをおさえ、踏ん張りやすくなる
  • 面ファスナーで着脱でき、洗えるタイプが多い
  • ハーネスやスロープと組み合わせて使いやすい
デメリット
  • 慣れるまで嫌がる子もいる
  • サイズが合わないと脱げやすく、効果が出にくい

犬用 すべり止めシューズ・ソックスの基本情報

ブランド 各社
タイプ すべり止めシューズ・ソックス
価格帯の目安 約1,000〜2,500円(税込・執筆時点)
主な販売先 Amazon・楽天

犬用 すべり止めシューズ・ソックスの主要スペック

サイズ S〜L(肉球サイズで選ぶ)
素材 布・シリコンすべり止め等
セット内容 4枚組が中心
機能 すべり止め・面ファスナー・洗える

犬用 すべり止めシューズ・ソックスはこんな人におすすめ

フローリングで足がすべってしまう子に。ハーネスやスロープと合わせて、住まいの転倒対策を整えたい方。

犬用 すべり止めシューズ・ソックスの口コミ・評判

💬

Web上では「すべらず歩きやすそう」「洗えて便利」という声が見られる一方、「最初は嫌がる子もいる」「サイズ選びが大事」という声もあります。

犬の介護用品を使うときのコツと注意点

穏やかな室内で過ごすシニア犬とやさしい光
写真はイメージです

介護用品は「そろえて終わり」ではなく、あの子が心地よく使えるように少しずつ慣らしていくことが大切です。ハーネスやおむつ、シューズは、最初から長時間つけるのではなく、短い時間から始めて様子を見てあげましょう。嫌がるそぶりがあれば無理をせず、おやつをあげながら少しずつ慣らすと受け入れやすくなります。

床ずれ予防のクッションやマットを使うときは、数時間おきに体の向きを変えてあげることが予防のポイントです。おむつは肌トラブルを防ぐため、汚れたらこまめに交換し、当たる部分を清潔に保ちます。スロープやすべり止め用品は、住まいのなかの「段差」「すべる」といった不安を減らし、あの子が自分の力で動ける時間を長く保つ助けになります。

そして何より、体調や様子でいつもと違う点があれば、動物病院に相談することが安心につながります。介護用品はあくまで毎日を支える道具であり、症状の判断や治療の代わりにはなりません。困ったときは一人で抱え込まず、かかりつけの先生や、老犬介護に詳しいお店に頼ってくださいね。

いつかのお別れのとき、あの子をどう見送るか——今はまだ考えたくない方も多いと思います。それでも、心の準備の一つとして、体格に合った供養の目安を知っておくと、その時に慌てずに済むことがあります。

よくある質問

Q犬の介護用品は、何から用意すればいいですか?

A今いちばん困っている場面から一つずつで大丈夫です。立ち上がりや歩行がつらいなら歩行補助ハーネス、寝ている時間が長いなら床ずれ予防クッション、粗相が増えたならおむつ、段差を怖がるならスロープ、というように、あの子の様子に合わせて選びましょう。すべてを一度にそろえる必要はありません。

Q介護用品はレンタルや専門店でも買えますか?

Aはい、老犬介護用品の専門店やペットショップ、動物病院の一部で取り扱いがあり、マットやスロープなど大型のものはレンタルを扱うお店もあります。実物を見て選びたい場合は店舗を、種類を比べて選びたい場合は通販を、と使い分けると探しやすくなります。サイズが不安なときは、店舗のスタッフに相談すると安心です。

Q歩けなくなってきた子には、どの用品が役立ちますか?

A自分で立ち上がるのが難しくなってきた場合は、体を面で支える歩行補助ハーネスやスリング、寝たきりに近い場合は床ずれ予防クッションや体圧分散マットが役立ちます。フローリングですべるならすべり止めシューズやマットも助けになります。症状の進み具合は個体差が大きいので、かかりつけの動物病院にも相談しながら選んでください。

Qおむつは一日中つけっぱなしでも大丈夫ですか?

A長時間の装着は肌トラブルの原因になるため、汚れたらこまめに交換し、当たる部分を清潔に保つことが大切です。可能であれば、日中は様子を見ながら外す時間をつくると肌の負担を減らせます。かぶれや赤みが気になるときは、動物病院に相談してください。

※本記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、診断や治療の代わりになるものではありません。気になる症状は動物病院にご相談ください。価格は執筆時点(2026年7月)の各通販サイトの目安であり、最新の価格・在庫は各商品ページでご確認ください。

まとめ

犬の介護用品は、歩行・床ずれ・排泄・食事・段差という5つの場面のうち、今いちばん困っている場面から一つずつそろえていけば十分です。歩行補助ハーネスで立ち上がりを支え、床ずれ予防クッションで寝床を守り、おむつで排泄を、傾斜フードボウルで食事を、そしてスロープやすべり止めで住まいの不安を減らす——それぞれの道具が、あの子の「自分らしく過ごす時間」をそっと支えてくれます。無理にすべてをそろえる必要はありません。あの子の様子を見ながら、必要なものを少しずつ、やさしく整えていきましょう。

介護の日々は、いとおしさとともに疲れも積み重なるものです。道具に上手に頼ることは、あの子にとっても飼い主さんにとっても優しい選択です。あなたとあの子の毎日が、最後まで穏やかであたたかいものでありますように。

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